読谷やちむんの里/よみたんやちむんのさと(読谷)
陶芸、焼き物好きにおすすめなのがこの読谷やちむんの里。
読谷は古くから南蛮貿易を行っており、東南アジアの影響を受けた焼き物の文化があったそうです。
さて、やちむんとは、焼き物の事を言いますが、ここやちむんの里では県内の14の窯元が集まり、ひとつの集落を作っており、豊かな自然環境の中で多くの陶芸家たちが毎日の作品作りに励んでおられます。
写真のような登り窯が特徴で、これは、斜面の勾配を利用して熱を上へ伝えていく仕組みを利用しています。
この登り窯、薪を燃やし黒煙を上げるため、当然市街地での活動は難しく、それ故、1980年頃より、窯元がここ読谷に集結し、赤瓦屋根の工房と9連房の共同登り窯と共に今日に至る活動を始めたそうです。
原則、工房内以外は見学が可能です。共同売店や、工房内のギャラリーにて、割とお安く作品を購入する事ができます。
沖縄のやちむんは、素朴で、なんとも言えぬ人の温かさを感じ取れる、土の味わいの豊かな器です。
旅の思い出にお気に入りのお皿や、個性溢れるシーサーを探してみてはいかがでしょう
壷屋焼きの人間国宝・故金城次郎さんの窯もあります
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
営業 9時30分〜12時、13〜18時(冬期は〜17時30分)
休 火曜
問い合わせ 読谷村商工観光課 TEL:098-982-9216
- 投稿者 kanjiman