ホテル選びのコツ・ポイント1 立地編
沖縄旅行の計画をする上で、その旅行の良し悪しを決める最も重要な要素の1つが「ホテル選び」にあると言って過言ではないでしょう。
一口に良いホテルと言っても、それぞれの旅の目的や予算によって、その旅行での最適なホテルというのは異なることでしょう。
ここでは「ホテル選びのポイント」について、数回に分けて思うところを書いていきたいと思います。
第一回目は、わたくしkanjimanが思う「ホテル選びのポイント」で最も重要だと思う「立地」について記述したいと思います。
まず認識いただきたいのは、沖縄本島は狭いようで広いということです。
例えば空港から、代表的な観光施設である水族館まで行くにはおおよそ2時間から2時間半もかかります。これは高速を使った場合の話ですので、下道通って行く場合には幾たびの渋滞を乗り越えることを考慮してさらに1時間半程度かかることでしょう。
ということで、この広い沖縄本島の中で旅の目的、プランに適さない所にホテルを構えてしまっては、移動ばかりに時間がとられる旅になってしまいます。(最初に結論を言いますと、その日その日の目的にそって、その日に立ち寄る最終地点の近く、もしくは次の日に朝一番で訪れる地点の近くのホテルを1日ごとに変えて選んで行くのがベストです。そうできない場合には、、、!?後半で結論を述べます)
ということで、まずは全体的な地図を把握するために沖縄本島を大まかに地区分けしますのでこれを頭にいれてみてください。
・南部エリア
空港がある所以南を指します。空港は沖縄本島の南寄りにあります。戦跡が数多く残る地です。代表的な観光地として、おきなわワールド、ひめゆりの塔、平和記念公園、琉球ガラス村、奥武島などがあります。ホテルはほとんど有りません。よって昼に観光するスポットと考えて良いでしょう。また、空港に近いことからも初日、もしくは最終日に観光するのがおすすめです。
・那覇/首里エリア
沖縄の産業の中心地です。
メインストリートである国際通りはとてもにぎやかでお土産店がたくさん並びます。近隣の市場を含めてお土産を最も安く買うことができるエリアと言え、最終日日出発前に立ち寄ることをお薦めします。
レストランの数が最も多い地域でもあり、沖縄料理の名店など数多く存在しますので、グルメの方はせめて一晩は那覇で過ごされることをお薦めします。
主な観光地は国際通り、首里城、牧志公設市場などがあげられます。
空港からのアクセスにはゆいれーるが便利です。ゆいれーるは空港から、最もにぎやかな国際通りを経て、首里城で有名な首里のエリアまでを結びます。
ホテルはビジネスホテル、シティホテルが数多く存在します。また格安宿としてのドミトリーも豊富です。
・宜野湾・北谷エリア
那覇の少し北が宜野湾、さらに北がアメリカンビレッジで有名な北谷になります。
北谷はアメリカンビレッジという名前と共に多くの雑誌で取り上げられていますが、わたくしkanjimanとしては観光で沖縄を訪れる方にはあまりおすすめしないエリアです。ここは、ジャスコ、映画館、チェーン店のレストラン、ゲームセンター、観覧車、野球場、、とあるだけで沖縄の若者が訪れる場所ではありますが、観光客である我々が行ってもあまり目新しいものや、期待するであろう沖縄らしいものはありません。また、高速の入り口からも渋滞が必須でどこへ行くにも、またどこから帰るにも時間がかかります。
ということで、このエリアにホテルを構えることは、何らかの特別な目的がある以外は全くおすすめしません。
・読谷エリア
北谷の北が読谷エリアです。このあたりから、徐々にリゾート地らしくなってきます。
琉球村、むら咲むら、残波岬、真栄田岬、座喜味城跡、やちむんの里などがあり、ビオスの丘、東南植物園などにもアクセスが便利なところです。
レストランは少なめですのでホテル以外で夕飯を食べる場合には、3日目以降は他の地区に出ることになると考えておくと良いでしょう。
観光の拠点として考えるには、次にでてくる恩納村に比べると、高速の入り口から遠いという点で、北部や南部からのアクセスにおいて、行きも帰りもプラス20〜30分かかることになりますが、そう頻繁に北部や南部へ行くのでないなら問題のない選択と言えます。数回北部へ向かうことを考えている場合には恩納村や名護が良いでしょう。
- 投稿者 kanjiman