慶佐次湾のヒルギ林/東村ふれあい公園(東村)
カヌチャベイホテル&ヴィラスから国道331号を北へ10キロ、東村の慶佐次湾(けさじわん)に広がる約10万uのマングローブのご紹介です。
マングローブとは、熱帯〜亜熱帯地方の河口汽水域の塩性湿地に生育する森林のこと(wikipediaより)で、そのマングローブを構成する代表的な植物の種のひとつが、この慶佐次川下流に広がるヒルギ科の植物になります。
ここでは、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギの3つの種類が確認できるようです。
沖縄では、西表島にジャングルのように広がった巨大なマングローブがありますが、沖縄本島ではここが最大のものになります。
さて、このマングローブですが、東村ふれあい公園という施設になっており、遊歩道や、トイレなどの施設が整っております。
訪れるおすすめの時間はなんといっても、干潮時!
干潮時に遊歩道を散歩し、湿地を覗き込んでみてください。
湿地をぴたぴたとユーモラスに飛び歩くミナミトビハゼ、オスは片方だけ大きなハサミを持つというシオマネキ、ハサミで攻撃する修正ゆえカニ釣りの対象となるベンケイガニなど、いくつかのめずらしい動物を観賞することができます。
※潮の満ち引きについては、こちら。
なお、この慶佐次川、マングローブを探検するカヌーやカヤックのツアーを主催するやんばるくらぶというショップが近くにおります。真夏は日差しの関係でちょっときついと思いますのであまりお薦めしませんが、春や秋など気候の良い季節に、マングローブに囲まれた川をスイスイと漕ぎ、青い海へと出て行くのは、沖縄ならではの最高の思い出になるでしょう。
沖縄県国頭郡東村字慶佐次
入場自由
- 投稿者 kanjiman