【閉店】小料理とお酒 花夢乃/かんの(久茂地)
【残念ながら閉店となりました。これまでの女将さんのお働きに感謝!】
これぞ名店!こんなお店を待っていた!
kanjiman 一押しの沖縄料理店、花夢乃の紹介です♪
花夢乃と書いて「かんの」と読むこのお店ですが、場所はゆいれーる美栄橋から徒歩2分。
那覇のサラリーマンが夜な夜な出没する、居酒屋激戦区の久茂地にあります。
「小料理とお酒」と看板にあるように、お店は居酒屋というよりは、小料理屋という表現がぴったりの女将が仕切るお店です。とは言え、女将のチャーミングな性格もあって、決して堅苦しくない、誰もが楽しめるお店であります。
ここのお勧めはなんといっても料理。
神戸出身の女将が作り出す料理は、女将が研究に研究を重ねてたどり着いた料理であり、それぞれが芸術といえます。非常に完成度の高い、趣深い味わいを楽しめます。
本ページの上部に掲載した写真は見た目も鮮やかな「枝豆チーズ」。食べるのがもったいないような美しさ。おつまみとして定番の枝豆とチーズですが女将の手にかかるとここまできれいなものになってしまいます。お持ち帰りも可能です。
続いて紹介しますは、花夢乃を訪れた際には必ずオーダーしてほしい「田芋羽二重包みあんかけ」です。
これ、県知事賞を受賞したメニューであり、花夢乃の芸術性の高い料理の中でも、特に芸術性の高い料理です。食べた瞬間に、口の中にやわらかな幸せが広がります。中には何が入っているかはぜひ、実際に口にして、女将に聞いてみてください。女性は特に気に入るメニューかと思います。
沖縄の代表的な宮廷料理である「ぬみだる」。
これを作るお店は大抵名店が多いのですが(笑)さすが花夢乃というレベルの高いぬみだるです。豚肉の甘さとゴマの風味が、絶妙な質感でまとめられています。ぱさぱさせず、水っぽくなく。
那覇で生まれた沖縄料理である「どぅるてん」。
那覇での料理だけに、那覇のお店でおいしいものを出す所が数軒ありますが、やはり最高級レベルのもをいただけます。それぞれ食べる人の好みがあるでしょうが、那覇の「ふくぎ」、「ままや」とこの「花夢乃」が私的3大どぅるてんと思っておりますが、その中でも私はここのが一番好きかも。
中身はもちろん、衣が絶妙。ぜひお試しあれ。
で、そのどぅるてんの中身が「どぅるわかしー」。サービスでいただいちゃいました。(笑)
当然の絶品!もう、このあたりになりますと、泡盛が必要〜。
そして、もう一品、女将におすすめされた「らっきょうちゃんぷる」。
島ラッキョウを生でなく、てんぷらでなく、ちゃんぷるにすると、やさしい味わいになり、これまた美味〜。
このお店、まだあまり口コミがありませんが、絶対流行るお店だと思います。
いくつかの口コミをネットでひろいますと、みんな「おすすめ」というメニューが異なります。つまり、食べたものみんなおいしいから、食べたものがおすすめなのでしょうね。
店内は、奥行きの広いゆったりとしたカウンター席が中心です。女将との会話を楽しみつつ良い時間を。
他には、8人まで座れるという畳の個室があります。
こんなお店で宴会したら贅沢ですねー。
最後に美人女将の紹介です。
「毎月赤字ですが、年金をやりくりし、なんとかお店を保っています…」とのこと。(笑)
なお、予約時、もしくは訪問時に「幹事の壺で紹介されました。」と言えば少しサービスしてくれると言っておりました。私もよっぱらっていたので不確かですが、たぶん、大丈夫でしょう!?
ということで、那覇の夜を迎える際には必ずこのお店を訪れてみてくださいね。
住所:沖縄県那覇市久茂地2丁目20-9-1F
電話:098-866-9776
定休日:日(ただし大人5名以上なら前もって言えばあけてくれるとのことでした。)
追記:その後、別な日に再訪した際にオーダーしたいくつかのメニューをアップいたします。
まずは、アロエの刺身。お通しとしていただきました。見た目にも美しい♪
このお店の人気メニューの押し寿司。これは、作るのに時間がかかるため、電話で予約する際にあらかじめオーダーする予定であることを伝えるとベターです。
日替わりおすすめメニューからは、はらみ焼き。いい色です。
そして泡盛好きにはたまらないスーチカ(豚肉の塩漬け)。濃い味にお酒がすすみます。
美ら島で、美らさんな女将の作る、美しく美味しい料理を楽しんでくださいね♪
- 投稿者 kanjiman